スタッフブログ

ブログ

2020年2月 のブログ記事一覧

こんばんは。
今日は最近の子供達の虫歯のことについてお話しします。
日々の診察や学校の検診でもそうですが、乳歯の虫歯は大幅に減りました。
フッ素の普及や、おやつの管理、砂糖摂取の減少によるものだと思います。
しかし、その代わりに歯肉炎や、エナメル質形成不全症が増えてきているようです。
エナメル質形成不全症とは、歯の白い部分のエナメル質が上手く作られずに歯の色が黄色かったり、形がいびつだったりする歯のことをいいます。


エナメル質形成不全症は今までは遺伝性のものと局所的な要因(乳歯の外傷など)によるものが知られていました。

しかし、最近では前歯と6才臼歯にだけみられるエナメル質形成不全症が子供19.8%に確認されたという調査結果が出ました。
原因はまだ同定されていませんが、ビタミンDの摂取との関連性が指摘されているそうです。

まだまだわからないことが多いですが、エナメル質が上手く出来ていないので、脆かったり、虫歯になりやすかったりもします。

特に6才臼歯は生えたてはとても弱いので早期発見によるシーラントが有効です。

もし仕上げ磨きの時に気になったら是非相談してください。

こんにちは^_^
受付の野村です。

今日は歯石についてお話します。

歯石は唾液によってつくらるわけではなく
プラーク(歯垢)の中の細菌により
つくられます。
歯石ができる最初の原因は
プラーク中の細菌が歯とくっつくことです。
歯にくっついた細菌は2週間くらいのうちに
死んで石灰化します。
石灰化した細菌同士がくっついて
歯石の芯になります。
その細菌にまた別の細菌がくっついて
歯石は少しずつ大きくなっていきます。

プラークだけではなく歯石を
つくらせないためにも正しいブラッシングや
プラークコントロールがとても大切です‼︎

5C90C075-C09D-4537-9895-7FB5FBE056E9

ザラザラした歯石の表面には
プラークがくっつきやすくなります。
細菌の固まりであるプラークは
周囲の歯茎のトラブルの元です。
また歯石の周りにくっついているプラークが
歯茎を攻撃するため歯茎が赤くなったり
腫れたりすることがあります。

ご自宅での正しいブラッシングや歯科医院での
定期検診がとても大事になるので
歯ブラシの仕方や歯磨き粉の種類など
なにかわからないことがあれば
お気軽にご相談下さい♫
こんばんは。今年はもう少し頑張ってブログを更新したいと思っている、筒井です。

週の最後になると疲れがMAXになってしまいますが、可愛い患者さんにこんな素敵なお手紙を頂いたら疲れも吹っ飛びます。

これを励みにまた来週も頑張りたいと思います。